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キーボード

ゲーミングキーボード、一般的なキーボードでは打鍵感がまるで違ってきます。一度ゲーミングキーボードを使うと通常キーボードは打ちにくく打鍵感も少ないため戻れなくなります。ゲームにおいてキーボードは移動、スキルの使用など細かい操作を行う部分でもあるため予算に余裕があるなら拘りたいデバイスとなります。BTOでは標準構成でマウス、キーボードの付属有り無しがあるためコストを抑えるならキーボード、マウスがセットになるBTOを利用するとお得です。

ゲーム用キーボードの推奨キースイッチ

キーボードのキースイッチ方式にはメンブレン、パンダグラフ、メカニカルとあります。ゲーム用として推奨できるのはメカニカル方式のキーボードです。メカニカルは軸によって打鍵感が違い、しっかりと入力を行った感覚を持つことができます。軸も複数あり色によって差別されています。自分好みの打鍵感となるキーボードを見つけるようにしましょう。

メカニカルキーボードのスイッチでメジャーなのがCherry製MXスイッチです。長年親しまれているスイッチとなり信頼性、耐久性が優れています。スイッチ軸による押下圧、クリック感は以下の通り。

MXスイッチ種類 押下圧 クリック感
赤軸 約45g±15g なし
茶軸 約45g±20g あり
青軸 約50g±15g あり
黒軸 約60g±20g なし

赤軸

比較的、打鍵感の少ないタイプが赤軸となります。打鍵音も控えめとなっているため騒音が気になる人に推奨。赤軸の押下圧45g±15gといった具合になっています。打鍵しても指が押し戻される感覚が少ないのが特徴です。

茶軸

茶軸は軽くて程度の良い打鍵感がある軸となります。押下圧は赤軸と同等程度の45g±20gになっています。打鍵音もカチカチといった感じであります。反発の弱く、打鍵感のあるキーボードを探している方に推奨できる軸となります。

青軸

青軸は打鍵感もありキーの重さも軽いです。またカチカチといった打鍵音が最も大きな軸となります。PCゲームを配信している動画を見ているとカチッ、カチャカチャといった音を聞いたことがあると思います。あれはほとんどが青軸キーボードを使っています。打ち心地は良いですが音が気になる方には向きません。ただし、ハマってしまうと他の軸を使う気になれません。

黒軸

黒軸は最もキースイッチを重たく感じるキーボードになります。また打鍵感が少なく重いバネ圧を利用しており反発力が強いのが特徴。キーボードの押し込みは重たい方が好みといった方向け。キーの戻りが速くゲーム用途だけでなくキーボードで長文を打つ方にも好まれています。

その他の拘りたいキーボードスペック

打鍵感、打鍵音なども重要な項目ですがゲーム用途になってくると同時押し、マクロキーなども活用します。瞬時に操作ができるようにキー配置などもしっかりと確認をするようにしましょう。

同時押し対応

ゲーミングキーボードと言われるモデルであればほとんどが同時押し対応されている。ただ機器によって同時押し対応数が違ってくる。複数キーを同時押しする機会が多いゲームをプレイするなら拘りたい部分。またWeb上で自身が使っているキーボードの同時押し数を調べることも可能。以下のサイトで確認ができる。

Keyboard Ghosting Demonstration

マクロキー

ゲーム用途のマクロキーの解釈は複数必要な操作を登録して一つのマクロキーで行えるようにすること。アビリティコンボなどを多用するようなゲームにおいてマクロキーがあると非常に便利。マクロキーを利用する方はキーボードのマクロキーの配置に拘る。キーが押しやすい場所に配置されている方が入力がしやすく快適となる。

キーピッチ

キーピッチはキーとキーとの間の距離を示す。ゲーミング用途の平均は19mmタイプが多い。キーピッチによって打ち間違いの改善ができるなど重要な部分。ノートPCなどはピッチが違うケースもあるため要注意。自分が打ちやすいキーピッチを覚えておくと良い。